かへでぱへ

思ったことなどです

日記 190204

仕事、知的な活動をすることも多くて、基本的には満足している。学生時代に学んだことの延長で、ナマの人間を相手に、コミュニケーションを試行錯誤しながら、一喜一憂を繰り返している。

 

職場のおばさんと上司の仲が悪い。おばさんから、上司のことを良く思っていないということを打ち明けられた。おばさんは目に涙を溜めながら、自分が受けたという仕打ちについて語った。

それ(おばさんの打ち明け話)によって、僕の意識に良くないタネが蒔かれた。なんとなく、上司が汚い大人に見えるようになった。それを聞く前と後で、上司が変わったわけじゃないんだけど、なんとなく笑顔を向けて話す気になれなかった。おばさんがなぜいつも、小さな声で、上司ではなく僕に、仕事のやり方を聞いてくるのか、理由を推測してしまうようになった。なにも変わっていないはずなのだけれど、職場の緊張感が増した気がする。

僕はおばさんに対して、かえって冷たく当たるようになった。別に上司の肩を持つわけじゃない。なんとなく仲間に引き込まれるような力を感じているからだ。話を聞いてくれるってことは、あなたも同じ意見なのよね、という心を感じてしまう。

職場、どこかしらに欠陥のある人たちが、精一杯"わたしはマトモな人間ですよ"みたいな顔して、協力している場所なのだ。僕も上司もおばさんも、どっかしら道理から外れたおかしな部分があって、それを見せないように、それと、相手のを見ないように、気を遣ってやってきたのだ。

おばさんが口に出したから全部パーになったのかもしれない。でも、おばさんが口に出しちゃうほど、上司も自分の欠陥を隠せてなかったんだなと思う。そして僕も、なんとなく二人のおかしなところを探して、見つけて、楽しんでるようなところがある。

 

なんか口走る前に有給とろう。